インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

調査、統計

53%が「実績」をまず閲覧!ユーザーから「見た」士業ホームページ【アンケート調査】

いまや士業の方々もホームページをもっていることが「当たり前」となりつつありますが、その主な目的は広告目的orブランディングのどちらかではないでしょうか?

しかしWebからの集客を期待するにはマーケティング感覚はもちろんのこと、webサイトのディレクション、SEOなど広範な知識をカバーする必要があります。Web担当部署を置いている事務所ならともかく、士業としての業務をこなしながらホームページにも手を入れてとなると、なかなか手が回らないのが実情ではないでしょうか。

どのみち全てをカバーすることは不可能ですが、せっかく労力を傾けてなにかの施策を打つのなら「効果が出やすい部分」に集中的に手を入れていきたいところですよね。

そこで今回は「士業サイトに訪れたことがあるユーザー134人」にアンケートを取ってみました。こうした「ユーザーの声に耳を傾ける」ことは、効果のある改善を行うヒントとして非常に有益な情報となります。

以下、アンケート結果です。

士業ホームページ訪問者のアンケート結果

士業サイトへアクセスした端末

まずはこうした利用者分析の基本中の基本である士業ホームページの訪問者の利用環境から見ていくことにしましょう。下図はPC/スマホどちらの端末で士業ホームページに訪問したか?のアンケート結果です。

e1「スマホファースト」「モバイルファースト」が喧伝されている昨今ですが、士業ホームページに訪問するユーザーはPCでの閲覧の方が圧倒的に多い結果となりました。

これはさまざまな理由がありそうですが、士業ホームページの訪問者はスマホユーザーのように通勤時間などの「空き時間」にwebサイトをパっと見るという利用シーンとは真逆の状況であることが想像されます。

またスマホユーザーと比較した時PCユーザーの特性として、「滞在時間が長くページ遷移も多い」ことからサイトコンテンツをしっかりと読み込んでサービス内容を検討している状況が想像されます。

このことから士業ホームページでは、PCユーザーを念頭におきながらサイトコンテンツをしっかりと充実させておくのが吉と言えそうです。

ただ今後の大きな流れとして、前述の「モバイル化」はますます促進されていきます。またそのホームページが「モバイルフレンドリーか否か?」をGoogleはwebページの評価軸として導入したことを公表していますので、PC/モバイル双方に対応できるレスポンシブ・デザインなどスマホユーザーに向けたサイト作りも検討しておく必要があるでしょう。

(【参考記事】:弁護士サイトのスマホ対応率はたったの3割!4月21日のXデー迫る!

士業サイトを閲覧するwebブラウザは?

e2続いて訪問者が利用しているwebブラウザについて調査しました。

士業ホームページ閲覧時のブラウザに関しては、IEとGoogle Chromeが同率という結果になりました。Chromeの躍進状況はここでも見て取れますが、それよりも重要な情報がここには潜んでいます。

ご存知の方も多いかと思いますが、IEはwebデザイナー泣かせのブラウザでもあります。というのも他のブラウザでは正常な表示をしていても、IEだけは表示レイアウト崩れが頻出するためです。

このIEの表示崩れ対策のために別途CSSの用意は欠かせません。ブラウザによって、読み込むCSSを割り振るなど、細かい設定が必要となるでしょう。IEは来年1月にサポートを終了すると言われていますが、44%のユーザーのためにもうしばらくはIE対策は必須となりそうです。

士業ホームページに求めるイメージ

次に、士業のホームページに訪れるユーザーはどのようなホームページに好感を持つのでしょうか?

e3士業という職種へのパブリックイメージなのか、「親しみやすさ」や「爽やかさ」という印象より頼りがい/信頼感・堅実さのイメージに好感を抱く回答者が多かったようです。

また士業サイドからホームページの発注がある際もこのあたりをホームページのイメージの基調にされる先生方が多いので、マッチしているようです。いかに「頼りがい/信頼感」をデザインに落とし込むか?という視点は士業ホームページにとって大事な要素となりそうです。

もしデザインに関する知識に疎くホームページ制作を制作会社に依頼する場合も「丸投げ状態」にはせず、なるべく自分のイメージなりホームページのキーコンセプトを伝えるようにしましょう。パッケージ売りをしている制作会社でなければ、複数のデザイン案から比較検討できるように提案書を出してくれるはずです。

士業ホームページを検索する語

続いて士業ホームページを検索する「キーワード」のアンケート結果を見てみましょう。

e4当たり前ですが「地域名+士業名(行政書士、税理士など)」、「地域名+相談内容」と答えた方が非常に多く、「士業の先生の氏名」や「事務所の名前」等の固有名詞での検索はやはり少なくなります。

もちろん「氏名」や「事務所名」で検索するユーザーは、仕事の発注先として指名しているようなものです。集客に直結するホットキーワードですので、これらの検索ワードを増やすためにもブランディングや広報戦略は必須となるでしょう。

一方メディアへの露出などの多い士業の方は、認知度が高くなりますのでこうした固有名詞のでの検索ワードが多くなります。この全員が見込み客にはなりえませんが、その内の数パーセントを見込み顧客化するためにも、ホームページの導線の改善をはかるなど解析ツールでユーザーの行動を追跡することで効果的な集客施策が打てるでしょう。

また「地域名+士業名」、「地域名+相談内容」という検索キーワードはSEOで注力されている方も多いのでしょう。特に都市部だと、いまやこの検索キーワードの組み合わせで上位表示されるのは簡単なことではありませんが、この回答を見ても集客効果の大きさを改めて確認できるのではないでしょうか。

この複合キーワードの組み合わせに関しては次の項目で詳述します。

士業ホームページに訪問した際の閲覧コンテンツ

最後に士業ホームページに訪問した際、ユーザーはどのコンテンツから閲覧するか?のアンケートになります。以下がアンケート結果です。

e5「実績」をまず見る回答者が多いことから「問題解決型のユーザー」が多いことがうかがえます。実績コンテンツや自分の専門分野での強みなどを強調するコンテンツを置き、うまく競合サイトとの差別化をはかりたいところです。

また前項の「検索ワード」との絡みで言うと、一般的に「問題解決型のユーザー」は「地域+相談内容」で検索してくるユーザーでもあります。

一方でそれと対称的なのが、まず「値段」を見る「価格訴求型ユーザー」です。こちらのユーザーは「地域+士業名」で検索してくるユーザーに多いでしょう。

「薄利多売」に陥らないためにも、事業者として増えてほしいユーザーは前者のほうです。Googleアナリティクスなどの解析ツールを使い、どちらのキーワードで検索してくるユーザーが多いか一度確認しておいて損はありません。

最後に

今回は士業ホームぺージに関するアンケート結果をレポートしました。運営しているホームページの目的が「ブランディング目的」なのか、それとも「集客目的」なのかで、これらの声の活かし方は変わるかもしれません。

いずれにしてもホームページは士業とユーザーをつなぐ「場」でもあります。お互いにとって有益な「場」であることが大切ではないでしょうか?士業ホームページの新規作成やリニューアルをお考えの方はぜひお役立てください。

 

(今回のアンケート調査は【Crowd Works】にて行いました)

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