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弁護士サイトのスマホ対応率はたったの3割!4月21日のXデー迫る!

2015年2月27日、Googleからある大きな発表がありました。それによると、これまで検索ランキングに影響がないとされてきた要素が、ランキングに影響するようになるとのことです。その要素とは、「モバイルフレンドリー」かどうか。つまりは、サイトがスマートフォンからのアクセスに対して、見やすいページ₍スマホ用ページ₎を提供しているかどうかということになります。この発表は以前から予測されてきたことですが、いよいよ現実のものとなります。

士業の方で事務所の公式ホームページをお持ちになっている方は、この4月21日を境にご自身のホームページの検索順位が変動する可能性があります。すでにスマホ対応されている方は検索順位で有利に、まだ対応されていない方は不利になる可能性がありますので、是非とも最後までご一読ください。

弁護士サイトのスマホ対応状況を調べてみた

 Googleは、ウェブマスター向け公式ブログで、「Googleでは、4月21日より、ウェブサイトがモバイルフレンドリーかどうかをランキング要素として使用し始めます」という公式な発表を行ないました。ついにGoogleがスマホのインターネット媒体としての価値を本格的に認めたということではないでしょうか。しかし一方で「スマホ対応」の遅れが指摘されている声もあり、検索結果画面を見てもモバイルフレンドリーではないサイトを見つけることは簡単です。そこで当サイトは、士業の中でも「弁護士サイトはどの程度このスマホサイトに対応できているのか?」を調査することにしました。

 今回の調査では、Google検索を用いて「弁護士+各都市名」で検索を行い、検索結果に表示された弁護士事務所の公式ホームページが「モバイルフレンドリー」かどうか?つまりスマホ対応ができているかを調べました。今回都市名として調査したのは「東京、大阪、神奈川、北海道、福岡」の5都市です。またチェックツールにはGoogleが提供している「モバイルフレンドリーテスト」を利用しました。調査結果は以下です。

弁護士サイトのスマホ対応率グラフ

上グラフを見ればわかるように、「弁護士+福岡」で検索して表示されたサイトのスマホ対応率が半数を超えたことを除くと、他都市ではスマホ対応率が30%を下回りました。また5都市平均にすると「スマホ対応済み31%」「スマホ未対応69%」となり、約7割の弁護士サイトがいまだにスマホに未対応であることがわかります。Xデーまで1か月を切った現在でも東京、大阪、神奈川の大都市圏でスマホ未対応率が70%以上となったのは、全国でも同様のスマホ対応率の低さを物語るかのようです。

 ちなみに、昨年2014年にAdobe社が行った民間企業のweb担当者に対するアンケート調査では、48%の回答者が「すでにスマホ対応済み」と回答し、31.1%の回答者が「スマホ対応サイトの制作中もしくは制作予定」と回答したことを比較すると、やはり士業界の出遅れ感は否めない印象となりそうです。

士業サイトはどうスマホに対応すればいいのか?

 それではどうしたらGoogleに「モバイルフレンドリー」として認められ、未対応のサイトが過半数を占める士業サイトの中で短期的に検索順位上昇のチャンスに変えることができるのでしょうか?

 解決策はシンプルでスマホ端末でサイトにアクセスしてきたユーザーを迎えるスマホ向けサイトにリニューアルすることです。しかしここではGoogleが推奨している「レスポンシブルデザイン」を対応方法としてオススメします。「レスポンシブルデザイン」のサイトの最大のメリットは、例えば「新しく雇い入れた弁護士を紹介ページに追加したい」となった時、一度の更新作業でPC版/スマホ版サイト双方が更新されるという点です。

 もしページ内容の更新を外部の制作会社に依頼していて、PC版とスマホ版が別々のページとして設計されている場合は、ページ更新量が2倍になるため料金も2重にかかってしまう可能性があります。

₍※詳細はご依頼になっている制作会社にお問い合わせください₎

スマホ対応の本来の目的は?

さて検索順位としてのスマホ対応の重要性はここまでに述べたとおりですが、本来、スマホ対応はSEOという面だけではなく、もっと大きなメリットがあることを忘れてはいけません。

スマホからのアクセスは日々増加しています。最近では、10代20代の若者だけでなく、主婦層やシニア層のスマホ利用も増えていると言います。そんななか、業種によっては、半数以上がスマホからのアクセス、ということも少なくありません。士業の場合もこれまでPCでは接触しえなかった新しい顧客層がスマホによって切り開かれる可能性は大いにあるでしょう。なんと言っても、スマホ端末でサイトにアクセスされている訪問者が手にしているのは、すぐに問合せの電話/メールが発信できる端末なのですから。

今回のまとめ

  • 2015年4月21日からスマホ対応しているが検索順位に影響を及ぼすとGoogleが発表
  • 弁護士サイトのスマホ未対応率は69%
  • スマホ対応の本当の目的は自社の顧客や見込み客をスマホからも集客できるようにするため

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