インバウンドサイトを作るときに知っておきたいこと

インバウンド

士業のWEB集客に必要なパーソナルブランディングとは!?

企業がユーザーにとって役に立つ情報を発信し、それを頼りに、ユーザ側が商品や企業の情報にアプローチするというインバウンドマーケティング。市場の主流スタイルになりつつある勢いですが、このインバウンドサイトにとって欠かせない戦略の一つが「ブランディング」です。

耳にしたことはあるけれども、いまいち意味がはっきりしない「ブランド」や「ブランディング」とは何か。士業業界にとっては、どんな意味を持つのか。その重要性を解説します。

「ブランド」とは? 「ブランディング」とは?

「ブランド」とは、世の人々が企業やその企業の商品に対して抱くイメージのことです。たとえば、ある商品をお客側が「高級ブランドのバッグ」だと認識した場合、たとえそれが模造品であっても、その事実を知らなければ、その人にとっては「ブランドのバック」であり、「高額なお金を払っても買いたいもの」となります。

同じ海で捕れた魚でも、中国海域で捕り、中国国内で水揚げされれば“中国産”となり、日本海域であれば“国産”というブランドになります。同じようなものでありながら、ブランドが違うだけで、人々が抱くイメージは180度異なり、その商品に対する購買活動もまったく違ったものになります。

企業は顧客にどんなイメージを抱いてもらうかに心を砕きます。自社の背景、商品の強みを考え、方針を打ち出し、そのイメージが強化・構築されるように顧客に対してさまざまなアプローチをするのです。この活動を「ブランディング」といいます。

WEB集客におけるブランディングの重要性

ブランディングはすでにブランドを確立した企業だけに関係ある話ではありません。マーケティングの主流が、ユーザーがネットなどを駆使して自分に合う企業や商品を見つけ出して訪れる「インバウンド(訪問型)」に移ってきた昨今、ユーザーと企業の接点の多くがWEB上となり、特にホームページでのブランディングが重要視されています。

商品を探して訪問してきたユーザーが、自社のホームページを見て、「値段は高いが、安心安全な素材を使っているな」とか、「シンプルで機能性が高い割に他のブランドものに比べたら手ごろな価格だ」などと、企業側が顧客に抱いてもらいたいイメージどおりの印象をもってくれたら、ブランディングは成功です。

展開するブランドがユーザーのニーズにマッチすれば、さきほどまで自社を知らなかった人が一転、熱心なファンになってくれるということも起こりうるのです。つまり、始めたばかりのサービスや、知名度のない企業がWEB上で集客するには、ブランディングが切り札になると言えます。

士業における商品は“自分”。「個人(パーソナル)ブランド」を構築する

士業においての商品は資格を持っている事業主自身です。その人の専門性、経験、さらに個性までもがブランディングの対象となります。 ユーザーは商品(つまりこの場合、相談先となります)の詳しい情報を知るためにサイトにやって来るため、一見して目的の情報が見つからなければ、すぐに違うページへ移動してしまいます。

相談したい内容についてどの程度詳しいか、専門的な知識や経験はあるか。それ以前に、どんな顔をした、どんな人となりの人なのか。
これら最低限のことをクリアしたうえで、次は信頼構築のための要素が必要となってきます。そのためには、ユーザにとってメリットのある情報を無償で提供することです。よくある相談事の解決集や、書類の書き方など、普通はお金をいただいて行うような真に価値ある情報をわかりやすく提示します。

普通の人が士業の相談先を探す機会は、一生のうちに一度か二度あるかないかでしょう。また、相談事はきわめてプライベートな内容となることが想像できますし、一度相談先を定めてしまえば、長いおつきあいになることも多々あります。それほど重要な買い物をするのですから、それに値する信頼を得るための投資が必要となってくるのです。

パーソナルブランディングのための必須要素

  • 自分らしく、人から好印象をもたれる写真
  • 強み(専門性のある分野)
  • 仕事への姿勢、考え方がわかるプロフィール
  • 信頼を得るための情報提供

今回のまとめ

  1. 「ブランド」とは、世の人々が企業やその企業の商品に対して抱くイメージのこと。 「ブランディング」はそのイメージづくりのための企業活動。
  2. インバウンドサイドを使ったマーケティングでは、新規の事業や知名度の低い個人経営者ほど、ブランディングが重要。
  3. 士業での商品は「自分」であり、自分をブランディングする「個人(パーソナル)ブランディング」がWEB集客には必須となる。

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