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【いまさら聞けない】|士業ブログに取り入れたい7つのレギュレーション

士業の方でも自分自身で事務所ホームページやブログを立ち上げて、記事更新をしている方も少なくないと思います。またネット上にはさまざまなメディアが存在していますが、これらの多くは一見なんとなく制作されているように見えるかもしれませんが、注意深くみると一定のルールに基づいて規則正しく制作されている場合があります。この一定のルールのことを、一部のライターや編集者は「レギュレーション」と呼んでいます。

今回は士業のブログ記事およびサイトコンテンツに取り入れたい「レギュレーション」をご紹介します。こうしたレギュレーションで統一感をもたせると、ぐっとクオリティの高い記事/サイトに見せることができます。

文字数や文章のアウトラインに関するレギュレーション

ブログ記事やサイトコンテンツを作るとき、多くのメディア媒体の編集部などは、全ての記事について文字数や段落数、構成などを統一して決めています。文章力や書類作成力を求められる士業においても、ブログ記事やサイトコンテンツを制作するときには、レギュレーションを作成したほうが良いでしょう。

1.ページのタイトル文字数は30文字前後がおすすめ

参考までにですが、現在のgoogle検索の結果表示は28文字表示になっているのをご存知でしょうか?つまり、タイトルが長過ぎても検索結果に全ての文字は反映されませんし、勝手に短く表示タイトルが書き換えられることもあります。一方タイトルが短過ぎれば目立つかもしれませんが、あまりそっけないと読み手を惹きつけることは難しいものです。

またSEO対策の観点からいえば、検索で上がってほしいキーワードを最低2つタイトル内に含めておくと、検索エンジンに引っかかりやすくなるのではないかと思います。

2.記事やサイトコンテンツの段落数は4つがおすすめ

小学生のときなど、国語で文章の構成は起承転結で学んだと思います。そして、文章の多くが4つの段落で構成されていることが多いため、その他の構成で作成された文章は読みにくいと感じたり、途中で読みたくないと感じてしまう可能性があります。

ただ「起承転結」構成は実は書き手側の難易度が高い上に、「転」で論をひっくり返してしまうあたりが忙しい現代の読者向きとは言いがたい構成でもあります。最初につかみの文章を入れて読み手をリードし、2~3段落目で本題、最後にまとめる構成で十分です。

3.ブログ・記事であれば400文字、サイトコンテンツなら800文字以上

士業だけではなく、文章で情報を伝えるときには、サイトのテイストや読み手を想定して作成しなければなりません。読み手が手軽に読めるブログや記事であれば1分程度で読める400文字、事務所のことや業務上の情報などを伝えたいときには、読み応えがある800~2200文字が理想です。

日付や敬称など、どうすればいいの?「書く」ときに気になるレギュレーション

同じページの文章なのに、最初は、平成27年表記で、後半は2015年表記になっていれば、文章上の整合性だけではなく、サイトコンテンツ全体のクオリティ低下を招くほか、その事務所の仕事のクオリティまでその程度だと思われかねません。そういう事態は極力避けたいものです。そこで、日付の表記などレギュレーションを明確に決めておくと良いでしょう。

4.日付は、半角数字、西暦表記で統一が無難

ネット上のニュースサイトなどを見ると、多くのサイトで日付は西暦表記となっています。また「2015年(半角)」と「2015年(全角)」の場合、書き手の好みもあると思いますが、読みやすいのは半角英数だと思います。あくまでもブログ記事やサイトコンテンツは読み手のためのものですから、全てにおいて読みやすさを基準にし、多くのメディアを見て採用している表記を確認して真似ると良いでしょう。

なかには曜日を記載するべきかどうかで迷う方もいると思いますが、曜日は、公開日より過去の日付には付けなくても良いと思います。公開日より未来のできごとに関する日付については、イベントなどの告知であったり、サービスの開始日だったりすると思いますので、曜日は記載したほうが読み手に対しては親切な記載となります。

5.敬称は基本的に略さない、略す場合は必ず(敬称略)の記載を

大半の人がビジネスや日常生活において呼び捨てにされることを「良し」としないように、文章の世界においてもそれは変わりありません。共同通信社の「記者ハンドブック新聞用字用語集第12版」においても“敬称は原則として「氏、さん、君、ちゃん」を使う”としています。

まとめ記事や個人的なブログなどでスポーツ選手や芸能人を敬称略で書く方は多いのかもしれませんが、士業のオフィシャルなブログ記事やサイトコンテンツにおいては、やはり、敬称は付けるべきだと考えます。

敬称略としても問題ないと考えるのは、没後30年以上経過している歴史上の人物や出典元から敬称のついていない文章を引用するときです。また、数人を列記する場合は「鈴木一郎、佐藤花子、山田太郎の各氏」といった表記を使用します。

6.専門用語はできるかぎり使わない、使うときは説明を付すか通称を併記

例えばですが、法務局で発行され業務において取得することがある登記事項証明書ですが、一般的には「登記簿謄本」と呼ばれています。この場合、やはり読み手にとってわかりやすい「登記簿謄本」のほうを採用すべきです。

ただ、登記簿謄本には「履歴事項証明書、現在事項証明書、閉鎖事項証明書」などがありますので、顧客に揃えていただく必要書類の説明を行うサイトコンテンツなどであれば、カッコ書きで説明を付したほうがより親切になります。

7.法人や役所などの名称は、読み手がわかれば略してもブランド名でも大丈夫

たとえば、日産自動車株式会社は、日産で通じます。しかし株式会社ファーストリテイリングは、ユニクロと記載したほうがより伝わります。会社名よりもブランド名が有名な場合は、ブランド名で記載をします。

また、正式名称が長い場合、日本では略称が定着しやすい傾向があります。例えば役所の名称だと、厚生労働省は「厚労省」、農林水産省は「農水省」、法務省入国管理局は「入管」などですが、文章において繰り返し使用される場合は、冒頭に「厚生労働省(以下、厚労省)」と記載すれば全体的に文章も軽い印象になり読みやすくなります。

まとめ

  • 大切なのは統一感、文章の整合性ひとつで、仕事のクオリティまで判断されることも
  • 基本的にはレギュレーションは自分で作って問題なし
  • 共同通信社の「記者ハンドブック新聞用字用語集」を参考にすると文章は作りやすい

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